「見本市in恵比寿」6日目 ― 2011/02/20 22:21
からむしの里・奥会津昭和村の「第二回からむし織見本市」。
「エビス・ギャラリーコウゲツ」東京都渋谷区恵比寿1-5-2-205 会期:2/15(火)~2/24(木) AM11:00~PM7:00 入場無料。
元織姫のM女史は、表紙の写真だけで「又一さんだ!」と叫んだ。
糸つくりである。
2年前に、からむし体験ツアーに参加されて、からむしの採取から苧引きまでを体験されたという。
M女史の説明を聞いて、迷わずお買い求めになられたのは、レース編みと「くるみと葡萄蔓のカゴ」。
とにかく内も外も丁寧なつくりのミチオさんの編み組みのカゴである。
ミチオさんの作品は、奥会津昭和村のからむし織の里『織姫交流館』、奥会津昭和村大芦の『大芦家』
でも展示(販売)しています。これは宣伝ではありません。
一品ものなので、出会いが無ければお求めいただくことは出来ません。ないものはない。のです。
越後上布の原材料だったという経緯(歴史)までご存知、数十年前に根源を訪ねたら「昭和村」のからむしにたどりついたとおっしゃるのである。
献上物として、どれだけ薄(細)い繊維として布を作ったかという、からむし工芸博物館で展示している
「天保布」のエピソードまでご存知でした。
(「天保布」とは、幅一尺で織った布が天保銭の穴を通せるほどに、糸を細くした布のことです。うろ覚えです)
その後は大変だった(笑)。「ぼくも、ぼくも!」
振興公社、渡部副社長が本日の会合で入手されたそうでした。
そこに奥会津からマレビトが来たのである、、、。いかん、本日、これで、おしまい。
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