別冊

筍:006:たけのこ話2019/01/13 19:50

【筍:006:たけのこ話】#大多喜 #竹の子

ことし(2018年)は、今のところ獣害も無いらしい。
普段の一番の被害は、猪(いのしし)。鹿(きょん)も猿もいる。熊はいない。

猪は、タケノコの先が地上に出る前から荒らしてくる。
鹿と猿には地上にタケノコが出てくると、被害にあう。
鹿は、地上部に出た部分の上部だけを喰い、タケノコの中の人が食する部分は残す、皮の部分が好きらしい。
猿は、ホンの少し出た頂上部だけを傷つける。
つまり猪のように体の構造で掘削する能力が無いのである、それは人も同じ。
人は、道具が無いと何にも出来ない生き物でもあるなぁ。



筍:007:たけのこ話2019/01/14 21:01




【筍:007:たけのこ話】#大多喜 #竹の子

正月休みに、訪問して自分で掘ってみる予定でしたが、足手まといになるので、今回は断られてしまいました(笑)。「雨が降らないので出が悪い」というのに、10本送られてきました。

大きいものでも大抵は200~300グラム。時には、600グラムほどの筍も収穫できる。
冬の季節の筍は、上根(うわね)といって竹の本来の地下茎では無いところ(根の支枝のような場所)から生えるのだそうです。
竹林は竹の枯葉に覆われているので、筍の芽も地上には出ていない。
枯葉(地面)がほんの少し盛り上がったような場所を足で擦ってみると堅い感触が判るのです。
だから堀上げてみるまで大きさもわからないのです。冬の筍は足(感触)で探す。

春3月以降になると、本根(ほんね)といって、店に並べてあるような大きな筍が生えてきます。
この大きさの季節には、じっと目を凝らすと、地上にほんの少しだけ芽が見えてきます。

facebookでコメントのあった、トモダチに予告無しで送りつけてみることにした(笑)。
2本は上根(秋子、アキコとかもいう)では普通の大きさ。アク抜きをしないで、そのまま茹でて食べられます。
土のついた葉だけを剥いで、茹でればよいでしょう。

本当かどうかは、小さめの筍を刺身にして食べてみれば判ります。エグミが無いのです。
内側の柔らかい葉の上部も刺身のツマのようにして食べるのだそうです。

収穫されたのは1月13日、あまり長期間そのままにしておくと、エグミも出てくるかも。

タケノコ茹で。
ちなみに、源さんの奥様は、フツーの筍の場合は、以下のような茹で方をお勧めしている。

 1.米の研ぎ汁とタカの爪1本。
 2.または、米を一掴みと一緒に煮る。
 3.または、糠(ぬか)が入ればよい。重曹でもよい。

「源さん」の事は、後で(^^;


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