別冊

150719_奥会津/からむし畑(大芦)2015/08/12 04:00

2015年7月19日。
奥会津昭和村の「からむし織の里フェア」のイベントの一つ、からむし畑とカスミソウ畑見学ツアーに2日目も参加してみました。


150719_奥会津/からむし畑(大芦)


皆川さんのからむし畑(大芦)。

手前に寝かせてある束と、結束してある縄にも注目です。
これは、刈り取ったばかりのからむしではなく、からむし剥ぎ作業をした後の苧殻(茎部分だけ)を再び畑に戻す(散らす)しているのです。

この縄は、からむしを刈り取ったときに、使用した縄なのです(まだ確かめていません)。
つまり、この結束用の紐(縄)は、同じものが1シーズンは畑と作業場(からむし剥ぎをする場所)しているのです。
そして最後はこの縄(稲藁製)も畑に戻す(散らす)のでしょう、と思ったのです。

このように思ったのは、昨日の夕方に、フェア会場から歩いて帰る途中で、ワタナベさんのからむし畑での作業を見て思いついたことでした。
ワタナベさんは結束材として縄にもしていない、ゆるくねじったような形状の藁で結んでいました。


どちらにしても結んでほどいてその場(畑)で捨てても翌年までには腐って肥料ともなる植物(藁材)を使用しています。
結束材料を、縄のようにするか、稲藁をしごいてゆるい紐状にするかの違い。

この差はおそらく、畑と作業場(池など水場を含む)間の移送手段によるのではないかと思いました。

連作障害のない理由とか、土壌の説明など。

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