別冊

140719_奥会津へ7・からむし工芸博物館にて2014/07/27 00:26

2014年7月19日。からむし工芸博物館。

展示室内での撮影は禁止されています。

140719_奥会津へ7・からむし工芸博物館にて

展示室内、他のお客様はいらっしゃらなかったので、少しだけ写しました(^^;







博物館ロビーで、学芸員のY女史が立ち話をしていた。
その相手の方が持参されていた、葡萄蔓のバック。
写真では黒ずんでしか見えないかもしれませんが、使い込まれた光沢と、葡萄蔓の一本一本がこれほど細いのはめったにない逸品である事。
立ち話を聞きながら、話にまぜてもらった。

新しく寄贈された物品の写真と解説パネルがロビーに並べてあった。

葡萄蔓で作った砥石入れなどのことや、苧引板の形と牛馬の秣(まぐさ)入れの形とか、牛が舐めていた岩塩を置いたお膳とかなかっただろうかなどと。
その相手の方は、数年前に一度大芦家のコンサートでお見かけしていた方だった。
恐らくKさんのブログにも登場する方のような気がしたので思いきって尋ねてみた。
「弥吉さんでいらっしゃいますよね?」「はい」。よかった、当たり(^^;


でかい葉っぱは、水芭蕉の葉っぱ。


140719_奥会津へ8・からむし織の里フェア会場にて2014/07/27 00:53

2014年7月19日。からむし織の里フェア会場にて。

140719_奥会津へ8・からむし織の里フェア会場にて

ここにもいた。マイマイガ。産卵中。



会場を歩いていると、なんとなく目が合って、お互いに「あれっ?」
お互いに、「なんでこんなところにいるんだ!」という遭遇。
中学校の同級生のタキオ氏だった。










ブログへの画像のアップロード制限(24時間以内100枚)で、ここまで(2014年7月27日現在)。

140719_奥会津へ9・織姫交流館2014/07/27 22:48

織姫交流館、売店内。

140719_奥会津へ9・織姫交流館



スミ姉は、おちゃめである(^^;
商品タグは、「made in Star★」だぞ。

















打ち豆用木槌と、その台。
どこかで、打ち豆の台は石臼だったと聞いた気がしたが、木製の台もあったはずと思っていたら、ここにあった。




出荷者、五十嵐初喜さんとその奥様の五十嵐スイコさんが縒った糸。
お二人とも既に故人となられてしまいました。






140719_奥会津へ10・織姫交流館2014/07/27 23:11

織姫交流館、展示と実習室など。

140719_奥会津へ10・織姫交流館
この織手の写真は、故五十嵐スイコさん、スイコ姉。


ナミ姉が、ひと休みしていた。
左の地機(じばた)織を来訪者に説明と実演をしていらっしゃったのでしょう。
目が合ったら、「こっちこう、あがれ」と呼ばれた。
こちらに来なさい、室内にあがりなさい。
わたしの幼少の頃のこともよく御存知の大芦中見沢のばあちゃんである。
おそるおそる(^^;あがる。


勧められるままに、梅の甘漬けをいただいて、キュウリの漬物も手でつまんでいただきながら、

他のお客様もいらっしゃらなかったので、からむしの話ではなくて、問わず語りの親戚筋の昔話などをお聞きしたのでした。



140719_奥会津へ11・織姫交流館軒下2014/07/27 23:32


140719_奥会津へ11・織姫交流館軒下
昭和村の織姫たちは、いつもここの軒下で苧引き作業をしているわけではない。
お祭りなので、実体験を希望するお客様向けにこの場でデモンストレーションしています。



繊維(糸になる前の素材)として利用するのは、この細い白い分です。
手前の、緑色はからむしの茎の外皮、外皮は畑に戻すか、または、乾燥させて他にも活用したとの事です。
付け木(火をつける火種)、綿の代用、などとか。


これだけ↑の外皮(“オクソ”というらしい)分で、取り出した繊維は、並べて吊下げられている3本の内の1本分↓くらいなのだと思う。


別冊