別冊

130921_奥会津へ12013/09/26 01:52

2013年9月21日から23日まで、奥会津に出かけた。


130921_奥会津へ1
東の空はこんな朝焼けでした。


都内某所→東武浅草駅→会津田島行きの電車。
栃木県内に入るまで、まず寝ることにする。
北千住からは周りを外人の団体に囲まれた。やかましい。
浅草駅で買ったおにぎりをつまみながらビールで寝る。


新栃木から新鹿沼あたり。




既に稲刈りの済んでいる田んぼと台風由来の局地的突風(一部竜巻か)でこんな風になっている。

稲刈り跡ではない、稲が全部寝ている(倒れている)のである。

130921_奥会津へ2/南山御蔵入2013/09/26 01:57



2013年9月21日から23日まで、奥会津に出かけた。
まだ栃木県です。そろそろ、南山御蔵入の地。


130921_奥会津へ2/南山御蔵入
泥にまみれる川と、
(いつもではなく、台風18号のせいもあります)


濁りが沈む川と、


清流となる川と、
「ここは奥会津!」と言いたいが、まだ栃木県である。
それも、栃木県北部はしばらく前から、全部「日光市」になってしまった。
地勢と歴史的呼称でいうならば、このあたりは「南山御蔵入(おくらいり)」つまり、天領の地でありました。
継続してきた生活文化風習を含めると、「野」の国ではなく(つまり下野の国にあらず)、「平」または「野」の地をつなぐ、境界としての「山」地であったのではなかろうか。
山の地は、そこに棲む住民の出自は一山越える毎にモザイク模様だったりする。
それでも地域(クニ)として、「奥会津」とか「南山」で括られるなにかがあるのである。
あ、ムツカシそうなことを書いてしまった。


車窓から見かける見事なイチョウの木である。
樹のそばには説明板も立てられている、由緒ある樹かも知れない。
9月7日から劇場公開もされた「ハーメルン」という映画の基本モチーフはイチョウの木である。
とすると、某監督は、この木も見ていないはずはない。
おしいかな、素晴らしい遠景もあるのだが、映画「ハーメルン」では、その樹に由緒があったり、地面がコンクリートだったり、対峙する建物が取壊し予定になっていないのでは候補にならなかったのだと思う(はい、想像です)。

130921_奥会津へ3/耳寄り駅2013/09/26 02:06

2013年9月21日から23日まで、奥会津に出かけた。
ここまで栃木県内。


130921_奥会津へ3/耳寄り駅
栃木県に住む義弟が車で途中駅で待ち合わせてくれる。
ということで今回は、浅草駅から会津田島、そこからバスではなく、この駅で待ち合わせした。

この駅は以前は、「那須塩原温泉」駅と呼称していたと思う。
いつの間にか、「上三依(かみみより)塩原温泉口(しおばら温泉ぐち)」という駅名になっていた。
ひょっとしてこのあたりまでを「日光市」が侵食して近隣町村を全部併合してからのことかも知れない。
この近傍は元々「三依(みより)」という地名だったらしい。
そのことは、隣の駅が、「中三依(なかみより)温泉」駅という呼び名がつすていることで知れるのである。
しかし、もう何度も使ったハナシであるが「エー、次は~、なかみよりおんせん」と音声だけで伝えられると、
「中身より温泉」と勝手に聞こえてしまうのです。

ついでの駅名話。
福島県に入ると、「会津高原尾瀬口」という駅がある。
「エー、次は~、会津高原尾瀬口(おぜぐち)」この尾瀬口が、お出口に聞こえてしまうのです。
この駅は以前は、「会津高原」駅だったと記憶している。
いつの間にか、「会津高原尾瀬口」という駅名になった気がする。
ナントカ口(ぐち)という名前にしているのは、その場所が温泉だったり尾瀬ではないので、少し距離がありますが、ここからその場所まではたどり着けますよ(勿論他の移動手段で)。
というほどの意味の口(くち)である。正直なのですね(^^;

この駅は、尖った三角屋根が特徴で、その頂上からの真下の地点をなぜかパワースポットとしてどこかの在京テレビ局が取り上げて、ひそかなスポットとなっているらしい。
普通に、四角錐(三角屋根というのは実は横から見て三角形なだけ)つまり、ピラミッド形状のパワースポットであれば、そのパワースポットは構造物の底辺にはないのである。
空中にあるはずなのである。が、まあいい、どこかの在京テレビ局の噂(「なにこれ」か?)で、駅構内にわざわざ飾りを作って案内するほどの力(パワー)がついたのである。
これだけのパワーがつくのは、つまるところ、乗降客でこの場所が混雑することはないというパワー(霊力ですね)があるのである。

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