別冊

130720_奥会津へ7「からむし織の里フェアにて」懐かしい人に会う12013/08/11 19:48


130720_奥会津へ7「からむし織の里フェアにて」懐かしい人に会う1
ことしから、昭和村でも、ゆるキャラが誕生した。
ゆるキャラを公募したら大変な応募があったらしい、「カラムン」という。
舞台上の左は、昭和村と姉妹都市となっている埼玉県草加市の煎餅をモチーフにしたゆるキャラ。
ごめんなさい、名前を覚えきれませんでした。
そして、左下にいらっしゃるのは、隣町美里町から生まれた、「会津ジゲン」である。
福島県内の市町村では一番有名かもしれない、ゆるキャラである。
この「会津ジゲン」は、Twitterもしている。Twitterでも活発である。
Twitterによると、どうやら中の人は、のんべいらしい。
福島県関係の県外イベントにも、どしどし出没している。


ゆるキャラさんの宣伝クルーの方。



【懐かしい人(記憶)に会う】

大芦の五十嵐道夫さんとカツミさん。


道夫さんの山葡萄(ブドウ)蔓のカゴである。
数年前に都内で開催された展示会で、山葡萄や、桜の皮や、胡桃の皮を素材としたカゴ製品を見て、それが道夫さんが作成した物だと判った。
道夫さんがカツミさんの夫でいらっしゃることも。
それらのカゴを見て触って、この形に「懐かしい(泣)」と思ったのです。まだ買ってません(笑)。


「また来てくっちゃのか」とカツミさん。

昭和30年代のある夏の日、昭和村大芦の中見沢の奥で突然の雷と豪雨があった。
それは、カツミさん夫妻が若かりし頃、野良作業をしていた時に突然の雷と土砂降りの雨にあったのです。
その時夫妻は、牛を連れていた。
牛に車でも牽かせていたのだろうか、それとも久しぶりに野良道を歩かせて草を食わせようとしのだろうか、それともヤマに行くので熊避けの番だったとか(このことは次にお会いした時に尋ねよう)。
なんだか遠くでゴロゴロと音がする雨模様で、カツミさん夫妻は、牛を牽いて中見沢の家に帰ろうとした。
大粒の雨が降りだした。雷もなっている。
カツミさんと道夫さんは、「牛がむぞせ(可愛そうだ)」と思い、牛に蓑(かムシロか)を掛けてあげようとしたのです、
歩きながら移動した、その場所は大関橋にさしかかろうとしたときに、稲光と同時に轟音が響いたのです。
中途半端に蓑を掛けられた牛は平静ではいられなく、横に動いて足を踏み外したのです。
その頃の奥会津昭和村の川に掛かる橋には、欄干などはありませんでした。
つまり、その牛は足を踏み外してバランスを崩して、牛は、川に落ちたのです。
・・・
その時刻の一時間ほど前に、大芦中見沢の小学生の2組の兄弟4人は、大芦中見沢の橋のたもとから川に入って、
ガラス箱とヤスと腰にはハケゴをつけて、魚突きをしながら見沢川を上流へと遡上していたのです。
それとも、大関橋の少し下流に流れの緩やかになる場所があって、そこで川遊びをしていたのかもしれません。
その当事者でありながら、この記憶がないのです。
そして、その児童4人は、雷と大雨を避けようと、大関橋の端の下に移動していたのでした。

ピカっとバリバリ!ドシャーン。と、思わず目をつぶって耳を塞いだかも知れません。
・・・
そこに、 牛 が い た の で す。

130720_奥会津へ8「からむし織の里フェアにて」2013/08/11 22:03


130720_奥会津へ8「からむし織の里フェアにて」








昭和村在住の、織姫さんたちの織姫さんによる、からむしの着物ショー。
イベントのためのモデルさんではありません。
司会、進行、着物の出演者、全て、昭和村に住んでいる研修生(織姫研修制度)の方々なのです。



村長の挨拶では、これだけのカメラは集まりません(^^;




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