別冊

130503_大芦字干場2013/05/12 03:08


130503_大芦字干場

マサルさんに紹介されて、干場(地名)にある家を訪ねる。
この方のご子息たちは、掲載子とほぼ同年代である。
名前を尋ねてみると、思い出した。
小学生の頃には、川で遊んだりしたご兄弟の一人であった。
親の名前と自分の名前を名乗ってご挨拶すると、主人も掲載子のことを覚えておられた。


【書いてあるメモ】
刀の切りキズ跡。
こいど(井戸尻のこと?)→愛宕山→観音様を本拠にして鉄砲を撃った。

矢の原が真っ赤になるほどだったぁど。(官軍の軍勢のこと、赤ゲットーの制服の色か?)
宮(愛宕山中腹の神社)の上に火をつけて燃やした。杉の木。
道祖神のうしろに隠れていたらしい。
武者が出てきた。家宅捜索。

■又エ門氏と伊之重氏の話。
伊之重氏は郡会議員をして大芦村村長をして、身上(しんしょう)がなくなるほど(地域、大芦のために)働いた。
42歳で亡くなった。
K氏「その後、伊之重さんは警察になってますね。なんで警察になったと思いますか?」(なんで警察になりやったべな?←奥会津弁では丁寧な言い方)
I氏「・・・それはわがんね。」

赤田の観音様の天井絵のこと、ショウセキ氏の絵。
百万遍のこと、となえ方はみんな口伝てで覚えていたので、(お経の)詠い方(詠み方)の本などはなかった。

■からむしの話。
からむしが続いたわけ。
タネではない、根で増やす。
沖縄のカラムシは年に4回も収穫する。
和久の畑で3畝ほどは植えていた。カラムシ畑は長くて8年、植えて3年はそのまま(収穫しない)。

おやそ、かげさ、わたくし、の話。
(昔の)カラムシの尺棒は最近まであった。

アブラアサ?

T氏(訪問時に一緒にいたご子息)「カラムシ剥ぎは手伝わさっちゃ」
(カラムシ剥ぎ:刈り取ってきたカラムシの幹を半分に折って、外側の樹皮を剥ぎ取る。折る時の捻り方にコツがある。
掲載子もこの経験はかすかに記憶している)

I氏「昼前(ひるめえ)に刈り取んねと、駄目なのや」

■カラムシの品質について
ウセクチ(樹皮に赤いキズがつくこと)のこと。
I氏「織姫たちは、(織った時のデザインにもなるので)好んでたりしんが、公社(カラムシ公社)の買上げ基準では売れない」


・・・とても、文章にまでにはまとめ切れない、忘れた頃に反芻できればよしとしておこう・・・

13/05/15 誤字訂正しました。ご指摘ありがとうございました。

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