マサルさんに紹介されて、干場(地名)にある家を訪ねる。
この方のご子息たちは、掲載子とほぼ同年代である。
名前を尋ねてみると、思い出した。
小学生の頃には、川で遊んだりしたご兄弟の一人であった。
親の名前と自分の名前を名乗ってご挨拶すると、主人も掲載子のことを覚えておられた。
【書いてあるメモ】
刀の切りキズ跡。
こいど(井戸尻のこと?)→愛宕山→観音様を本拠にして鉄砲を撃った。
矢の原が真っ赤になるほどだったぁど。(官軍の軍勢のこと、赤ゲットーの制服の色か?)
宮(愛宕山中腹の神社)の上に火をつけて燃やした。杉の木。
道祖神のうしろに隠れていたらしい。
武者が出てきた。家宅捜索。
■又エ門氏と伊之重氏の話。
伊之重氏は郡会議員をして大芦村村長をして、身上(しんしょう)がなくなるほど(地域、大芦のために)働いた。
42歳で亡くなった。
K氏「その後、伊之重さんは警察になってますね。なんで警察になったと思いますか?」(なんで警察になりやったべな?←奥会津弁では丁寧な言い方)
I氏「・・・それはわがんね。」
赤田の観音様の天井絵のこと、ショウセキ氏の絵。
百万遍のこと、となえ方はみんな口伝てで覚えていたので、(お経の)詠い方(詠み方)の本などはなかった。
■からむしの話。
からむしが続いたわけ。
タネではない、根で増やす。
沖縄のカラムシは年に4回も収穫する。
和久の畑で3畝ほどは植えていた。カラムシ畑は長くて8年、植えて3年はそのまま(収穫しない)。
おやそ、かげさ、わたくし、の話。
(昔の)カラムシの尺棒は最近まであった。
アブラアサ?
T氏(訪問時に一緒にいたご子息)「カラムシ剥ぎは手伝わさっちゃ」
(カラムシ剥ぎ:刈り取ってきたカラムシの幹を半分に折って、外側の樹皮を剥ぎ取る。折る時の捻り方にコツがある。
掲載子もこの経験はかすかに記憶している)
I氏「昼前(ひるめえ)に刈り取んねと、駄目なのや」
■カラムシの品質について
ウセクチ(樹皮に赤いキズがつくこと)のこと。
I氏「織姫たちは、(織った時のデザインにもなるので)好んでたりしんが、公社(カラムシ公社)の買上げ基準では売れない」
・・・とても、文章にまでにはまとめ切れない、忘れた頃に反芻できればよしとしておこう・・・
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。