別冊

5月5日、「からむし市」のからむし織りの里2010/05/15 01:08


5月5日、「からむし市」のからむし織りの里
子供の日、昨晩夜中に昭和村に来た息子(Yと同行者(仮名:Oちゃん))とからむし織りの里へ。
親であるわたしは2人を「案内してやろう」と意気揚々と連れて行ったのである。
去年から続いている偶然はここでも超偶然が起こるのである。
このOちゃんは、Yと知り合う前に2年前の夏にも昭和村に来ていた(からむし織りの里フェア)というのである。
そして、昭和館に宿泊していたのである。その時にOちゃんと一緒に来た女性は、現在織姫として村に滞在中というのである。
2年前(08年)のフェア当日、わたしも昭和館にいたのである。


昨日と同じ位置には、苧績み(おうみ)をしている女性。
一晩、糸を作り続けていたのか体形が変わっている。嘘です、別人です。


「息子です!」と学芸員のH女史に紹介するが、信じないのである。
確かに信じられなくても致し方ない、メタボおじさんとイケメン(子供の日なので少しよいしょを添加)の青年である。
そのうえ、わたしには信じられなくても致し方ない前科(駄法螺メールとか)もある。
屋上屋を重ねて、H女史も知っている元織姫で恵比寿見本市に常駐した「ありのき」さんをOちゃんは知っている、
などと説明したら「絶対嘘だ!」と思ってしまう。
H女子も知っている元織姫の元祖(失礼)のM女史は大芦のわたしの生家に住んでいた、などと説明して誰が信じるものか!


去年から続いているあまりのアンビリーバブルな縁(えにし)話は、1/3も出来なかった。
あまりにも信じてもらえないことはカメラにも乗り移ってしまい、写した画像はこんなことになってしまったのである。


博物館受付の縄のひねり細工。


織姫交流館内。
苧引きと苧績み道具を入手したいという、Oちゃん。苧裂き棒を触ってみている。
苧裂き棒は、「竹とそれを立てかける普通の瓶(ビン)があれば代用できるので買わなくてよい!」と
営業妨害のような説明をする。「別のものを買いなさい!」と少しだけフォロー。


織姫交流館内。
正面奥は実演者、体験コース先生の本名寅江さん。マタタビでざるの底部分を編み込み中。
同じ数で編みこんでも、マタタビの太さで大きさが変わる。
ほぼ同じ大きさにするための板がある。
隣(右奥)の佐藤平喜さんが、「そこは、7本は入れねーで、6本だべな」と自分の作業の手は休めずに助言する。
手前の女性はヒロロの縄縒り(なわより)を教わっていた。
左の男性は、村内の人、体験コースの先生ではないが、あがりこんで縒り方(よりかた)を手振りで説明している。
「こーやって、ずーっと上のほうに揉んでな」、


作って見せたヒロロの縄がこれ。

教わる女性の縒っている途中の写真。
くだんの女性に、「へたくそなところを写させてください」ときちんと頼んで、写したのがこれ。

縄にまでなったヒロロ(店内の展示商品)と、その元(素材)とを比べてため息をついている、体験中のお客様。


織姫交流館内。


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