別冊 恵比塵

140813_小中津川2014/08/17 23:59


140813_小中津川
マイマイガの産卵。
街灯のついた電柱、柱は木製。
よく見ると、これは電気を流すための電線を継続中継するための「電柱」ではなく、街灯塔ですね。
つまり木製の柱に電灯をつけるために、電線を引きこんだ終端機構。
ということは、この柱は東北電力管轄ではなく、村の公共設備ということか。



畑の中のトウモロコシの一角。
害獣避けのネットが張られていて、なにやら白いものを包んだ袋がぶら下げられていた。
ニンニクとかかと思った、聞いてみるとこれは、「綿羊、羊の毛」だそうです。
熊避け、忌避臭があるらしいのです。



これが何か?気が付いて卒倒しないで下さい(笑)


こちらのトウモロコシのネットには、鈴が付けてあった。
風の力でこの鈴が鳴るわけではないが、熊避けの装置である。
この鈴がなっている時にはおそらく「熊が来てるよー」と判るだけで、トウモロコシの被害は避けられないかも。
それとも、熊が「クマ避け鈴が鳴った!」とびっくりして逃げるのかもしれない。


マイマイガの卵剥がし道具各種。
今回の経験からいうと、最初に箒(庭箒とか竹箒)とかで擦っても全然効果なしです。
かえって、卵を包み込んでいる表面のフェルト状の部分が粉になって飛散します。
べったり付いた卵だけが残ってしまいます。
まずは、こするのではなく、接着面から剥がす。

マイマイガ関連の全国の公共団体のHPなどで、ペットボトルの底を切り取って、口の部分を持ってはがす、などという説明がありますが、実経験者としていえば、
「ペットボトルの底などではがせません!」
ただ、ペットボトルの底を切り抜いたものは手に届く場所で箆(へら)でこそぎ落とした卵を下で収容する器にはとても便利です。
その卵をどうするか、ゴミ袋(米袋を使いました)に入れます。
それは、燃えるゴミとして出してよいとのことでした(地域によってちがうかもしれません)。
とにかく、一匹二匹分ではなてので、一旦集めてしまったら用水路に流すわけにもいかない量になります。

これは、雪ベラ。へばりついた高所のマイマイガの卵をこそぎ落とす。
ただ、屋根の庇などの凹凸部分のある狭い場所はこれでもどうにもならない。

卵の塊の経日(産み付けられた直後または産み付け中でマイマイガの成虫がかぶさっている状態と、成虫が死んで落下して卵の塊だけが乾燥した状態)変化状態によって、こそげ落とすときの感触と音が違います。




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