140712_葱(き) ― 2014/07/13 03:43
又四月たねをもみ取りてよく肥し、こしらへ置きたる苗地に其まゝ早く蒔きたるは早く根にも入りふとるゆへ、六月極熟の時分、上は少々痛めども、大かた根まで枯るゝ事はなき物なり。
随分手をつくし、早く蒔きてつゆの中によき程さかへふとれば、大概のかはきたる地にても日おほひなくて苦しからず、又葱たねは蒔く時分うるほひなければ、生(なふ)りかぬる故、うるほひを見合せて蒔くべし。
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