別冊

130619_火中の栗2013/06/23 02:28


130619_火中の栗
NHK、ヒストリア。
家老西郷頼母が松平容保に、京都守護職の赴任を反対したときの言葉。
TV放映をみて判った。『京都守護職始末』には、「薪を負て火を救ふ」とあるらしいのである。
「火中の栗を拾うようなものではございませんか!」といさめたという言葉(文章)は何度か目にした覚えがある。
なんとなくニュアンスの違いがありますね。
西郷頼母は「これでは『カチカチ山だべ!とでも言ったのではないのかと妄想しました。
それを、山川健次郎氏は「薪を負て火を救ふ」と文章化して、それをまた表現者が「あえて火中の栗」、「なんでまた、わざわざ!」というように、会津藩家訓(かきん)を裏打ちさせるようなバイアスをかけて表現し直したのではないのだろうか、と。








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