別冊 恵比塵

《からむし織 見本市》楽日2010/03/15 23:16

《からむし織 見本市》楽日(最終日)

ハチ公バス
渋谷区を巡回している「ハチ公バス」恵比寿の会場前の大通りも走っている。
この運賃は、どこまで乗ってもどこで降りても100円、ワンコイン。
何故「ハチ公」という愛称かというと「ワンコ」→「ワンコイン」から来ていると思う。
渋谷区が運営しているコミュニティバス。ひそかな観光ルートかもしれない。
恐らくご近所の方が散歩がてらや、お急ぎではないご用のお客様が活用されている。
時刻表は調べていないが、1時間に2、3本はあるのではないか。
奥会津昭和村では、クルマは生活必需品となっている。
大通りに出てタクシーを拾おうとしたら、何日待ってもタクシーなどは来ない。
村内の住民が運転する軽トラックは沢山(というほどでもないが)通る。
同じ軽トラックが2度通って、もしも歩いている同じ人がいたら声をかけて乗せてくれるであろう。
ただ、集落間を歩いて移動することは皆無なのでこんな事態そのものがありえなくなった。
人(乗客)を乗せて対価をもらってしまうと、法律に違反するらしい。
(続けると深刻話になりそうなので、いずれ別項とすることにして、次へ)



小野川出身の舟木さん。スタッフにねぎらいの差し入れのところにでっかあせた。
わたし(撮影者)はちょうどよい話し相手として、お相伴となる。



最終日の片付けに来たスタッフと、


最終日にも挨拶に来た織姫OB達は、再開で話が弾む(笑)



最終日の片付けに来た役場のスタッフ(織姫でした)と、

「からむし」の説明のパネル。
だいぶ傷んできているが、いろいろなところで展示掲載、写真転載をされたパネルである。
新調されてしまうかもしれないので、パネルを写しておくことにする。


「からむし」の説明のパネル。春のからむし織の里フェアでは、からむし畑の見学コースもあります。
昔の「カヤ囲い」はこの写真でもなくなっている。


3月20日追記
「からむし織の里フェア」は「春」ではなく「夏」(7月)でした。
昭和館サイトに、09年↓の「からむし織の里フェア」のスナップ集が掲載されています。
<http://www.asahi-net.or.jp/~KD5J-IGRS/fair0907/index.htm>
08年↓の「からむし織の里フェア」のスナップも少し(笑)
<http://www.asahi-net.or.jp/~KD5J-IGRS/trip080718/index.htm>

「からむし」の説明のパネル。からむしを尺棒で計って、同じ長さに刈り取る。
故五十嵐初喜氏。記録映画「からむしと麻」の時代の撮影であろう。



「からむし」の説明のパネル。皮をはぐ。
故五十嵐初喜氏。

「からむし」の説明のパネル。苧引き。
現在は、ブルーシートの上で作業をするが、これは家の土間と上がりかまちでの撮影のための画像ではなく、実際の記録としての貴重画像であろう。
苧引きの済んだ白い繊維(原麻)と、苧引きをしたからむしの樹皮の圧倒的な量で、どれだけの作業量かを想像していただきたい。

「からむし」の説明のパネル。原麻。


「からむし」の説明のパネル。糸のよりかけ。
発見!「おぼけ」のなかにビー玉?が入っている。糸を引っ張ったときに絡みにくくほどけやすくしているのである。
これとほとんど同じことを、先日にTVで見た「越後上布・小千谷縮」の番組では、ビー玉ではなく「小豆(あずき)」を散らしていたのである。
ビー玉のことを昭和村では「ショクッ玉」といったことを思い出したのです。2、3種類の大きさがありましたね。
これは、「織(しょく)玉」ということはないだろうか、、、
冬の間は、ばあちゃんが糸の撚りかけをするのにこのビー玉を使って糸を作り、雪解けの春には空き地では子供がこのビー玉を使って、遊ぶのです。
小さな子供でも、「ホンコ」の賭け事でした。負ければショク玉は相手に取られてしまうのです。


「歳時記の郷・奥会津フォトコンテスト」昭和村。矢の原沼。
「歳時記の郷・奥会津フォトコンテスト」受賞作品から、昭和村の風景のパネルを「三島(只見川電源流域振興協議会事務局)から借りてきて展示」した。
プロも投稿しているかもしれないが、ほとんどは一般の投稿作品である。
「歳時記の郷・奥会津」はこちら。
<http://www.okuaizu.net/top.shtml>


「歳時記の郷・奥会津フォトコンテスト」昭和村。


「歳時記の郷・奥会津フォトコンテスト」昭和村。喰丸小学校跡、左の講堂(体育館)は既になし。


「歳時記の郷・奥会津フォトコンテスト」昭和村。船鼻峠?


「歳時記の郷・奥会津フォトコンテスト」昭和村。喰丸小学校跡。

パネルをデジタルカメラのオートフォーカスで写したのにぶれる。


「歳時記の郷・奥会津フォトコンテスト」昭和村。大芦、大向。

デジタルカメラのレンズは、いつの間にか、にじんでいた、、、、

(なんちゃって)ということにしておこう(笑)

 「別冊 恵比塵」《からむし織 見本市》最終日の写真投稿は、はい、これでおしまい。
 ご参照、ありがとうございました。

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