別冊 恵比塵

160812_奥会津散歩・小中津川から下中津川2016/08/30 01:52

2016年8月12日。
小中津川から下中津川まで、夕方の散歩。

160812_奥会津散歩・小中津川から下中津川


無人販売所。







新一郎さんがご自宅の階段の上で夕涼みをしていらっしゃった。
今年は村では、熊の話はとんと聞かない。猪と鹿。
猪はからむし畑にももぐっているとか。



日に当たる茗荷(みょうが)。









ヤナギ?
小中津川にもある。



熊野神社。





新盆のある家で立てる高灯篭(たかとうろう)。
亡くなられた方がお盆に戻ってくるときに、慣れていないので目立つように。
風習としてもすたれてしまったかも知れないが、集落によってする所と昔からしない所があるらしい。
奥会津昭和村としてくくってしまうと、その中でどこででもしている訳ではない。
他所から見れば似通いながらも、もともとは7つ程の村があり、それぞれの文化風習があったのです。
墓参りの風習などは、特に違う。

そして、高灯篭などは、その柱としての木(杉の木)の入手(伐ってくるのです)が、し難くなったのです。
高齢化の所為もありますが、それよりも、杉林に植林する人などがもういない。
杉林から若い木を間伐していたのです。
その間伐する若い杉が山林には無いのです。
杉林はあっても殆ど太すぎる杉ばかりになってしまった。

こうした杉の若木は、稲を天日干しする稲架(ハゼとかハザとか)を作る細木としても使われていた。
今、こだわる農家は稲の天日干しもするが、その構築材料は殆ど鉄パイプなどになってしまっている。

しかし、鉄パイプで構築した高灯篭はまだ見かけたことが無い、わたしが見たことが無いだけかもしれない。


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