別冊

160723_奥会津にて・喰丸小学校へ22016/08/11 00:04

2016年7月23日、奥会津昭和村にて。

喰丸小学校まで、歩いていくのだが、その途中にからむし織の里がある。
既に「からむし織の里フェア」も開催中である。
喰丸小学校までの時間は寄道が出来るほどの余裕がある。
フェアではオープニングのイベントもしているので、会場内を歩いて通過する。

【からむし織の里】


160723_奥会津にて・喰丸小学校へ2
好次(こうじ)さんも、いらっしゃっていた。
この後、一旦帰宅してそれから、車で喰丸小学校に向かう予定とおっしゃる。
わたし(掲載子)は、これから歩いて行く。








出店が並ぶ中を、通過。
知っている人から笑顔と声をかけられる。
























村のイベントではいつも撮影をしている船木さん。
わたしは会うたびに、いつも船木さんのカメラの前でデジカメを向けてあいさつをして邪魔をしている(^^;



160723_奥会津にて・喰丸小学校へ32016/08/11 00:12

2016年7月23日、奥会津昭和村にて。

【からむし織の里→佐倉→への字山】

160723_奥会津にて・喰丸小学校へ3









佐倉のトウモロコシ畑。
実は昨日は、畑のトウモロコシの畝の周りに棒を立ててネットを差し回す作業をしていた。
それで、気になるよそ様の事例(^^;
佐倉は、鳥(カラス)避けもしている様子。
全体にネットを被せている。
この写真ではネットが上手く写っていないが、カスミ網のような糸の細いネット。



よく「土手カボチャ」と言われますが、それは本来は揶揄した言葉ではないのです。
とある本(『農業全書』という元禄時代の本)を読んでから、そういう風な理解をする事に至りました。

これが、カボチャ作りのあるべき形ですね。
畑の端に植える、そして蔓は畑の外の斜面(土手とか崖)などに伸び放題に伸ばす。
畑地の中のカボチャの蔓の占有面積を最小にして有効活用する最良の手立て、なのだそうです。


その本には、
ネギ畑は、畦に草1本無く綺麗にして、度々周りを中うち、細土を根際に培(つちか)いをして、高くする。
その高く培いが出来るだけの筋幅で植えるのです。
土に隠れた茎(根)の分が、太くたくましい、しかし柔らかい白根となる。
取ったばかりのネギは、そのまま食べても甘みがあり、歯ごたえ良し。時間がたつと臭みと苦味も出ると。
日照りには水肥を注ぐべし、そのこゑは小便が宜し、というようなことが書いてあった筈(うろ覚え)。







歩いているそばに、後ろから来た車がするすると止まった。
政一さんの車でした。
「乗ってくか~」
今日の朗読者の方とスタッフも同乗している様子。
せっかくの好意、乗せて貰って歓談するのも貴重な体験かも、と少し気持ちが揺らぐ。
でも、「ありがとう、でも歩いて行く!」

目的地は既に見える一直線の道である。
ここまで歩いてきたのだ、最後の詰めで「車で送迎されて」では、わたしは格好が付かないのである(笑)

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