別冊
帰り道で、声を掛けて下さった方がいた。信一さん。
家にお邪魔して、同氏のコレクションなど。
時間がなくて、ざっとその前を歩いただけでした。
下中津川は、昭和26年の大火で殆どの家が焼かれた。
それでも、この家の蔵は焼け残る。
もともと庄屋筋の家で、昭和村となる前の小中津川村や近隣の村の関係の公文書が保管されていたそうです。
これは、江戸時代に巡見使が野尻組に来たときの、案内用絵図とのこと。
「神社(熊野神社)のマークのあるこの辺りが現在地です」
縄文土器など、これらの一部は、からむし工芸博物館の展示室にも寄贈していらっしゃる。
下中津川には「駅」があった。
鉄道の駅ではなく、荷駄の集荷運輸の中継所としての駅ですね。
大沼郡下中津川駅
内国通運会社
継立所
道路修繕費トシテ
?一円・・・・
差出・・・・・・・事
明治十三年十一月二十四日
福島県 [印]
全部は読めない、わかる漢字とカタカナを飛ばし読みして、額縁付きなので、
私「寄付かなんかしての感謝状でしょうか?」
信一氏「いや、取立て、強制割当差出命令」のようなものです、と。
ありがとうございました。
今度は、押しかけて行きたいと思います、じっくりと見させて下さい。
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