別冊

110815_渡御祭のこと2011/08/23 00:10


■渡御祭
渡御祭の開始時刻が過ぎてから昼食が済んだ、出かけてみた。
既に、渡御の行列行進が始まるところだった。
慌てて受付にご挨拶をしてから、一見物人として行列の前後にまとわり付いて歩いてみた。

110815_渡御祭のこと



























途中で、スコールのような土砂降り。
それでも、宮司様もずぶ濡れになりながらも、式次第を完遂された。






去年は百数十年ぶりの再開という鳴り物入りだったので、テレビ局や新聞社も目だった。
百数十年ぶりということは、主催者も見物人も誰も経験したことのある人はいないのである。
パトカーの先導もあった。いわゆる観光客も多かったような気がする。
311や、あの東京電力のしでかした大事故なども、影響したのかもしれない。
昭和村にこんなに子供がいたのか!と思うほど、帰省の人は多かったようだ。
そのせいもあってか、今年の渡御祭での沿道の人々は、み~んな身内の人のような気がした。
その分、沿道の方々のやさしい風景が撮れた気がする。わたしの思い込みと気のせいかもしれない(笑)
祭りは元々集客ではないし、よそ様(観光客や見物人)へのデモンストレーションではない、これでいいのだ。
若いみこしの担ぎ手も定着してくれば、年中行事として継続するような気がした。
踊る阿呆と見る阿呆というが、祭りは絶対に準備方々から始めて作り上げる(遂行する)当事者が、大変な苦労を差し引けるだけの達成感があるのだと思う。
わたしは、とてもうらやましくて、まだまだマージナルマンだなぁと、しみじみとしたのでした。はい、おしまい。

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