120504_水芭蕉まつりへ ― 2012/05/15 21:24
旧福島県大沼郡昭和村立喰丸小学校。
喰丸峠を通って、小野川へ。
その頃は、旗指物もなければ駐車場の管理をする係員もいない。
サラシ布に手書きで横断幕を作って、地元の産物を持ち寄り、通行するクルマが気づいて立ち寄られれば、甘酒を振舞ったのである。
村のテントも、なかった。
元々の出店はここだけ。
自分たちでで作って参加する。雪が溶けて農作業の始まる間のほんの少しの数日の間に、水芭蕉が咲く。
それを愛でようと企画して楽しむ。
まつりのひとつの形が評判を呼び、ついには村の毎年の行事にまでなったのです。(想像)
テーブルも満席。
K氏のご近所の方が精製した、白樺のジュースというのをいただいて飲んだ。
ほんのりした香りと、蜂蜜が入っているのかという甘さだったので、尋ねてみた。ただ白樺の樹液だけを採取した液体を、「(プロパン)ガスボンベがもってーね(もったいない:なくなってしまう)ほど煮詰めた」モノだと。
今回はそれが均質にならないので、「売り物になんなかった」。とおっしゃる。
これも売り物とされていたかどうかはわからないが、ペットボトル一杯につめた、「ド○ロ○」もいただいた。
その夜から、ちびりちびりと寝酒でいただきました(^^;。
■資料
開場入口には、A3用紙2枚両面刷り(A4仕立てで8頁ぎっしり)の、「小野川と博士山」にまつわる地勢と地理と歴史(縄文時代からの!)と、聞き書きで収集した地名をを載せた二万五千分の一の地図も配布されていた。
K氏がこの日『水芭蕉まつり』のために作られた資料である。
何気にその場でもらった人も、持ち帰られた人は、後で気づくでしょう。
とんでもない価値ある資料のエッセンスが配布されていたことに!
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