130706_法事/S叔父三回忌 ― 2013/07/15 01:56
うっそうとした木の葉もへたるほどの暑い暑い日となりました。
ここは、豊島園近くのお寺町。
豊島園には何度も来ているのだが、その近くにこんな閑静な寺町があることを知らなかった。
何でも、いつの時代にか、浅草にあった寺町がそっくり移転した一角らしいのです。
中央線にある吉祥寺市は、元々吉祥寺市に吉祥寺があったのではなく、天災だか火事だかで、どこかの吉祥寺焼けて、お寺さんと檀家がそっくりと移転してきたのが、吉祥寺市の名前の起こりとは聞いたことがあった。
そういうものと近しい事象があったのかもしらん。
蕎麦喰地蔵(そばくいじぞう)などという場所もあった。
蕎麦好きの地蔵様が夜な夜な蕎麦を食いに歩き出したらしいのです。
と、タカシさんが説明してくれた。
案内板がありましたがよく見ていないので、「らしい」と書いておきます。
わたしは、それを聞いて、一休さんの話、仏様があんころ餅を食った話を思い出しました。
鐘を叩くと「クワーン(喰わん)クワーン」、それではと木魚を叩くと「クッタ(喰った)クッタ」と白状してしまったという、その話です(笑)
直ぐ近くにあったお墓の焼香台の上にあったもの。
海の大好きな子供さんが入られたのだろうかと、しんみりとする。
「延命蕎麦喰地蔵尊 九品院」とある。
拡大して見ると、縁起が読める。
それによると、この寺町区域そのものは、昭和四年に移ってきたらしいと思われました。
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