別冊 恵比塵

台風15号一過_1109222011/09/25 21:52

すでによくある話であるが、「たいふういっか」という言い方。
台風一家ではない、「一過」なのである。なんでこんな言い方しかないのだろうかと考えてみた。
恐らく昔の気象庁とかの言い方ではないかと思うのである。「ミナミダイトウジマ ナンナンセイのカゼ フウリョク×× ××ミリバール 」とやっていた時代の言い方。
昔の台風は立ち止まることはない、とにかく通過するのである。やり過ごせばよかったのである。
最近は台風は居座りである。台風一過という言葉は、その後の見事な晴れた空を表現する定型句となっていたが、最近は一過のあとも晴れなかったりする。
そろそろこの定型句は使えないのではないか。と思ったりする。

台風15号一過_110922


昨日遭遇した猛烈な風雨の中目黒の場所にもう一度出かけてみた。
ここから歩いて、

ここを突っ切って、


この場所に避難していたのである。
左方向から風に押されて手前の塔を目指して走ってきた人がつかまりきれずにこの先まで吹っ飛ばされて倒れた。


台風15号一過_1109232011/09/25 22:08


台風15号一過_110923
23日早朝。首都圏、西の空も赤い。


23日早朝。首都圏、東の空。



この時間に乗ると楽勝。

東武線車窓より、台風15号一過_1109232011/09/25 22:14


どこまでいっても水浸しの風景である。
東武線車窓より、台風15号一過_110923






このあたりは、区画ごとにきっちりと倒れる稲と倒れない稲が四角形に模様を作っている。
一枚の田んぼの一部だけということはない。














奥会津(福島県)に入っても、川は増水しているが、やっと泥水ではなくなった。




別冊 恵比塵