別冊 恵比塵

120504_朝の散歩2012/05/08 22:58


120504_朝の散歩



近所の家の庭の畑の籾殻(燻炭:くんたん)撒きも中断していた。
そして、籾殻の山にはきちんと雨よけにブルーシートが掛けられていた。
見様見真似の俄(にわか)農作業者(わたしのことだが)は、後で気づかされることが多いのである。

2軒分の家があった場所が更地になっていた。





コイン精米の小屋の前には、カラスとスズメが客が来るのを待っていた。



シゲルスタジオ。

この岩には名前が付いているのだろうか。



正法寺。
熊野神社。


熊野神社裏手。


下中津川の農道。


下中津川の農道。路上にて。
舗装道路である。両側は田んぼ。路上にたたずむ蛙。

実は、この様な形をしていない蛙が、路上には数え切れないほどあった。
おそらく自分が生まれた田んぼ(水路)から、何らかの理由で道路を隔てた向かい側の田んぼに移動しようとして、
途中で力尽きたか、または移動中に車の類が通過した結果らしいのである。
もっとおそらく想像すると、それらの動かなくなった蛙は、鳥類が片付けるのではないかと思う。
一晩中聞こえる蛙の鳴き声は、のどかな田園の景色を想起する。
が、人造施設(コンクリート)によるバリアはカエルにとっては逃げも隠れも出来ない大変な難所となっているらしいのである。
鳥たちにとっては、この道路はお気楽食堂になっているのではないだろうかと心配するのである。
歩いている人たちは気づいていると思う。どうすればいいかまでは、掲載子の感傷だけでは踏み込めるものではない。







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