別冊

160503_奥会津昭和村小中津川・消防出動2016/05/20 01:19

2016年5月3日。
奥会津昭和村では、5月3日は特別な日でもある。

それは昭和26年5月3日のことでした。
折からの春のフェーン現象で、空気は乾燥して時々強い突風の吹く日に、昭和村の中心部ともいってよい下中津川集落は、大火事にあったのでした。

それで、このことを忘れないための記念日として村内の消防団は観閲式の行事があるのです。
その式典が終了したであろう、昼頃に、村の防災無線からサイレンと火災情報と、消防団への出動通知の放送があったのです。
はじめは、防災訓練かと思ったらどうやらそうではない。
「矢の原地区で火災発生!」
昼時なので畑からあがって、戻ろうとするところ、火の見櫓のある場所に消防車が止まっていてる。
召集された団員の方々が数名集っていた。


160503_奥会津昭和村小中津川・消防出動
これから出動準備だというのです。
見ていると、大きな防火用水の口から水を出してなにやら袋に水を溜めている。
これは、歩行時に背中に担ぐ袋(背嚢)で携帯型消化装置となっている。
つまり山林や野原でホースを引き回すことも出来ない場所での歩行しながらの消火活動を想定している道具である。


そして、消防車はサイレンを鳴らして現場に向かって急行して行った。
その後、鎮火しましたとの防災無線。

後でもう消防団の人に聞くと、どうやら消防車が到着する前に鎮火していたそうな。
なんでも、よりによって5月3日に矢の原で、××の○○さんが、ダン******(自主規制)。
という事で、人的物的(建物設備)被害はゼロだったらしい。
が、それにしても、人騒がせな事でした。


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://yebijin.asablo.jp/blog/2016/05/20/8092674/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

別冊