160619_ふるさと会津昭和村会9 ― 2016/07/03 12:38
160619_ふるさと会津昭和村会8 ― 2016/07/02 23:28
160619_ふるさと会津昭和村会7 ― 2016/07/02 23:26
160619_ふるさと会津昭和村会5 ― 2016/06/29 22:15
160619_ふるさと会津昭和村会4 ― 2016/06/27 23:21
160619_ふるさと会津昭和村会3 ― 2016/06/27 23:04
160619_ふるさと会津昭和村会2 ― 2016/06/27 09:11
160619_上野公園にて ― 2016/06/26 02:07
160508_奥会津昭和村小中津川 ― 2016/06/03 02:15
2016年5月8日。
集落の堰普請だという。
まぜていただいた。
ジョリンを担いで参加した。
各所に員数を振り分ける。
通り道で、移住して来た方が、お茶の用意してくださっていて、その家の庭で一休み。
段々と下流の集合場所に集る。
堰の流れ込む沢で作業をしていた人は、この岩魚を手づかみで捕まえたというのです。
・ ・ ・
(後日の【on facebook】)
堰普請、まぜてもらう。 8時というが、30分前には集合。
小中津川時間(^-^)
平* ** 正規の集合時間にはあらかた終了しちゃってる、昭和村あるある。
山*** 確かに連休最終日の8時からは不思議ですね。阿武隈山系のここでは24日(日)の5時半から約1時間でした。うちは非農家ですが、用水路が防火用水も兼ねているので毎年参加しています。やっぱり8時からは爺ちゃん、婆ちゃんには遅すぎるのでは?
五十嵐 ジン あのー、同じ県内でも、堰とか堀とか濠とか沢とかの感覚にだいぶ違いがあるようですね。
奥会津の集落の堰普請は、ほぼ50軒ほど(殆ど農業)が関わる農業利水の元となる水源とその配分流水路の整備な訳です。
それ以外にも色々な普請はあります。
(言っちゃ悪いですが)町内会の暗渠の掃除とか、U字溝の塵さらいとか、草むしり、落葉掃除とかでは、あ・り・ま・せ・ん!
そういった作業とか、神社普請とかは、もっと早い時間にする作業はあります。
それに、写真はすこしぼかしたつもりですが、これらの方々が爺ちゃん婆ちゃんに見えますか?
この作業は爺ちゃん婆ちゃんの共同作業ではないのです。
五十嵐 ジン そして、こういった普請には、職業的な問題(受益者としての擬似義務作業)ではなくて、所帯に爺ちゃん婆ちゃんしかいなくなって、物理的体力的に参加できなくなってしまった家もあります。
そのため、ここ十年から五六年くらいからは、本来(といっても何が本来かはわからないが)の“普請”の意味も解釈も違ってきてしまったようです。
少なくとも昭和時代の普請ではなくなってきていますね。
(田舎でも、変なところで「カネメ」になっている、それはおそらく311後のあたりから特に!)
山*** (画像投稿あり)これがこちらの堰普請です。じいちゃん、ばあちゃんが主体になるのは兼業化が進んだから。息子たちは公務員というパターン(しかも夫婦とも)が多いですよ。会津も中通りも変わらないと思います。というか、現に住んでいるから実態はわかりますよ。
五十嵐 ジン 兼業化もありましょう。
だから勤め人の休日ということもありましょう。
だがしかし、“奥”会津は、世帯構成員が爺ちゃんと婆ちゃんだけの世帯も多くなっている。
山*** それは問題だね。
五十嵐 ジン たまーに田舎に行ってえらそうな事を!と言われそうな大言壮語になってしまうので、あまりこういう発言は控えたいとは思うのですが、ついつい(笑)。
山*** いいよ。ジンさんには発言権はある!
五十嵐 ジン ありがとうございます!!
でも、どうしてもマージナルな気持ちがあって微妙なのです(^^;
平* ** 私が6~7年前に一人暮らしていた村の集落は村内一高齢化しているのでは?という喰丸地区でした。若い人なんて60~70歳代で、単身世帯(80歳以上のひとり暮らし)が多く、堰普請に80過ぎの婆ちゃんも出ていました。女性ということで比較的労力の少ない作業を割り当てられ、婆ちゃんたちと作業しました。若い力の見せどころ、と思いきや婆ちゃんたちの方が軽快に作業を進め、見事に置いていかれました。
本当は織姫で他所からきた移住者は普請を免除されます(私の住んでいた時期・場所は免除されていました)。私は勘違いをし、参加したのですが。しかし役に立とうと思っても役に立たない有り様でした…。
積み重ねてきた道具・身体の使い方を見るたびに敬服、尊敬、自分の生きる能力の低さを思い知らされます。
とりとめもなく、大変お邪魔さまでした。
山*** なるほどね 貴重な証言ありがとうございます!
五十嵐 ジン そうなのです、わたしは一軒宛の員数として参加したのですが、どう考えてもその地域の居住者と同じ「一人前」には成りえない。
それで、「混ぜていただく」という気持ちになってしまいます(^^;
地域の方々も自家用畑とかはあります(それらもそれなりの用水は使う)が、田圃(たんぼ)を生業として自分で運用する家はどんどんなくなってきていますね。
田圃ごと企業に委託してしまうから、何となく利水などは当事者意識も薄れてきつつあると思います。
それに、そういう所に委託すると、実は自分の田んぼで生産された米が配分されるわけではなくなっている(らしい)。
ヒトゴトではない気持ちはずっと持っているので、普請のことはまたいつか、改めて自分のテーマとしてしっかりしたら投稿したいと思います。
160506_はげ山のすそ ― 2016/05/29 20:35
2016年5月6日、奥会津昭和村小中津川。
昨日は、この田圃の手前側の堀上げをした。
上流からの堀(水路)から流入してくる水の流れ以外に、田圃の外側にもう一つ壕(ほり)があるのです。
作業は、その水路(溝)を復活させるために、埋まった泥土を掻き上げること、堅い草(葦に近い)が侵食しているので、スコップで土切りをする。
水路に埋まっているのが泥土だけなら、鍬だけでキレイな「クロ作り」が出来る。
が、そうでもない。場所によっては、出来ないこともない。
この、用水水路構築地形以外の、田圃を囲んでいる壕(ほり)をわたしはつい数年前まで、流れてくる用水路からの冷水を一旦、流速を停止させて、日に暖めて水温を高める為の緩衝機能を持たせた構造施設と思っていた。
ところが、逆!
この田圃は、田圃内からもどうやら湧き水が発生しているらしいのです。
用水路からの水の流入を止めても、自然乾燥しないほどの水が、湧いているらしい。
だから、田圃の周りの壕は、田圃内の水を水路ではなく地下のサイホンの原理で、田圃内の水を抜くための機構なのでした。
これ、おそらくそれぞれの岩ではなく、下の地面ごと、ズッズッと崩れる。
広い斜面の上方に、横一線に亀裂が見えました。
(2016年5月6日撮影)
広い斜面の上方に、横一線に亀裂が見えました。
(2016年5月6日撮影)
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