別冊
北越雪譜初編 巻之中
越後湯沢 鈴木 牧之 編撰
江 戸 京山人百樹 刪定
○縮(ちゞみ)の種類(しゆるゐ)1/2
魚沼郡の内にて縮をいだす事一様ならず、村によりて出(いだ)せ品(しな)にさだめあり。こは自(おのづか)らむかしより其品(しな)にのみ熟練して他(ほか)の品に移らざるゆゑ也。其所その品を産(いだ)す事左のごとし。
「校註 北越雪譜」野島出版より(P.61~62)
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○縮(ちゞみ)の種類(しゆるゐ)1/2
|| 魚沼郡の内にて縮をいだす事一様ならず、村によりて出(いだ)せ品(しな)にさだめあり。こは自(おのづか)らむかしより其品(しな)にのみ熟練して他(ほか)の品に移らざるゆゑ也。其所その品を産(いだ)す事左のごとし。
〈魚沼郡内の村ごとのおきて〉
■ “ちぢみ”と総称していますが、魚沼郡内で全部同じではありません。
村によって、その村独自の制作方法が定まっているのです。
これは、むかしから同じ品物だけを作ることに習熟してきて、他の品物に目移りしなかったからです。
それぞれの名前と、産出する組と村は以下のようになります。
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