別冊

160116_野坂昭如氏2016/01/23 03:48

埃と煤混じりの積んだ本の中から、何気に野坂昭如の文字が目に入ってしまった。
先日亡くなられた。

160116_野坂昭如氏

20年近くも前になるかもしれない頃、同氏の最新刊本を読んでいた。
うろ覚えで書いているので、年数の事は間違っているかも知れません。
確か「行き暮れて雪」という、少し厚い本。自伝小説のような本だったと思う。

それを読んでいた頃に、某社のユーザー会の会合のイベントの講演の講師として野坂昭如氏が来られたことがあった。
講話を聴講していたのは20人くらいだろうか。
その時には、同氏は政治の世界からはとっくに降りていたと思うが、なにやらボソボソの早口で話をされていた。
わたしは、その聴講の参加者の一人として、聞いていただけであるが、他の聴講者は同氏の話がはたして解るのだろうかと不遜な事を気にしていた覚えがある。
そして、最後に「わたしは長寿社会のこの現代で、その内にヨイヨイになって惚けてヒイヒイしながら、若い者たち、つまり次世代の連中に迷惑を掛けてやるのが楽しみだ」といった趣旨の挨拶をされたと思う。
参加者の拍手があって、講演が終わった。
わたしは思いついて(いや、チャンスがあればとひそかに思っていたのですが)、バックの中から「行き暮れて雪」を取り出してサインを貰おうとした。
サイン下さいとと言う前に、ついでに講話の感想でも言わなくちゃと思ったら、何だかドキドキしてきた。
ところが、野坂昭如氏は講話が終わるやいなやさっさとその場所からは消えていたのでした。

そして、10年近く前からだろうか、脳溢血かなにかでホントに倒れたらしくてテレビなどの世界からは隠遁されてしまった。
つい昨年か一昨年かに、ちらりとテレビと新聞かでお見かけしたら、亡くなられてしまったのでした。






この本の内容にしてからが、1974年と75年の対談本である。
しかし読んだ内容は全然思い出せない。

40年前の、閉店間ぎわの日本の事の話。
読み直してみようと思った。

しらけてはいられない、

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