150919_奥会津へ・田島町にて ― 2015/10/01 02:12
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一部誤記訂正でコピペ(^^;
彼岸に帰省したときに、会津田島のスーパー(イトーヨーカドー)で見かけたのが、「黄貴妃」でした。それで、以下の箇所を想起して「後で抜書きしよう」と思って写真も撮ったのです(^^;
|| もゝは色々数がきりなく品多き物にて、花実の勝れて珍しきをのせて、余は記さず。
||先づ伏見のさもゝ、五月もゝ、大うす桃、此等の三色勝れて味ひよし。
||彼地の名物なり。
||又西王母(せいわうぼ)と云ふはむかしより名を得て大(ふと)き桃なり。
||鎧どをしとて甚だふとく見事なるもあり。
||又冬桃あり十月熟す。
||味も色も夏桃にかはらず珍しく見事也。
(『農業全書』岩波文庫・宮崎安貞/貝原益軒 p.277)
どうも、桃は元々、彼地(中国)からのもの(桃)のようですよね。
しかし、この本は元禄十年に公刊されたとの由、その後日本国中に江戸時代末期まで流布せるとのこと。だがしかし、この本の刊行に先立つ10年ほど前には会津の佐瀬氏の記述せる「会津農書」という書物がある。
日本国内の農書としてはそれ「会津農書」が嚆矢となるべく書物なのです(だそうです)。
その本は会津地方においては山間僻地の奥会津の村の篤志家(例えば大沼郡野尻村(現昭和村)松山の佐々木氏)は、書き写していて唯一冊の書写本が各地にあるというのです。
その本「会津農書」に桃のことが書かれているかは管見にして知らず也。
誰か、探してください。わたしには、恐れ多くて、書き写して能書き垂れが出来ないのである(((^^;
赤かぼちゃ。
彼岸のお仏壇への奉(あ)げ申し物。ドライフルーツのようである。
なるほど、これだと、トカイからお彼岸に来た人におすそ分けすれば、お土産にもなる(^^;←こら!
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