別冊

150508_大芦にて2015/06/26 00:46


150508_大芦にて













土壇場















「雪庭明白」
愛宕山下の腰巻の墓場、おそらく大芦集落で一二を争う広い墓場。
墓石(新旧あり)の並ぶ斜面の手前、つまり道路脇に並ぶ石群。
「雪庭明白」、風流な四文字でもある。
その隣の左も右も読めそうだが、読めない。

これらの石は、本来の墓石(もしくは石碑)だったのだろうかと、ふと気づいたのでした。
ひょっとして、石工さんたちの、屋外展示場(ショールーム)だったなどということは、なかったろうかと、不遜なことを。


こちらは、「雪圧崩壊」
決して風流ではない、過疎地、居住者のいない家屋の現実がある。

途中では、ここ数年訪問の度に写真を撮った槐(えんじゅ)の木が切られていた。
そのことを大芦家で話したら、誰もその「槐の木」のことは知らなかった。
生活者が見る風景と、時たま訪ねる(私のことだ)よそ者とが見る風景とはおのずと違う。
思い入れも、その差がでてくる。
ま、当たり前と言えば当たり前。

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