別冊

150505_納骨準備2015/05/23 02:37

掲載日時はだいぶずれていますが、2015年05月05日、奥会津昭和村小中津川でのことでした。
数日後(9日)に、義母の五十日祭の法要とあわせてお墓への納骨。
その準備の掃除を兼ねてお参りに行きました。


150505_納骨準備
春の雪だまりの最後の雪を割る。
スコップを降ろすだけ。サクッサクッと割れていくのです。



雪で倒れた無縁状態となっているお墓。
お盆までには(恐らく)元になっている。
ご近所の方が、自発的に戻しているのである。
数年前に来た時には、力持ちの義弟が手で戻せるところは戻したりしていた。
雪の中(重み)で自然に倒れて、雪が溶けてそのままゆっくりと寝転ぶ分には石は破損はしないが、変に立て直してバランスが悪かったりしてそのまま倒れると石と石ともぶつかって破損する。
残念なことに、力のないわたしは、そんな言い訳をひねくりだしてみることくらいしか出来ない。



三代前の、ご先祖の夫妻の墓。
曰く因縁(エピソード)の話のあるお墓なのである。
あとで亡くなられた妻(おさわばさま)の遺言で、台石が二段になっているのだというのです。



これを建立されたのは、大芦から婿養子で来られたという福松じさま。
婿殿(ムコドノ)は、いつの時代もいろいろとそれなりの、と、へんなことを考えていました(笑)。



隣の墓域のお墓。
地蔵様風の作りと、見ていくと墓名に「童」の文字の付く墓は多い。
このお墓は、「暁夢童女」と読める。



この石版を外すと地下の空間がある、お骨を納める空間である。
以前に間近で立ち会って参列して見ていたはずであるが、どうやって外すのか、それをどうやって戻すのか、作法は。
どうやってお骨を納めるのか、この地域のことでしか知らないが骨壷は入れない、ではその骨壷はどうするのか。
知らないことばかりである。



妻と二人で掃除をしていたら、ずっとこっちを見ている像がいらっしゃいました。

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