別冊

130922_奥会津/お彼岸のボタモチ2013/10/06 21:09


130922_奥会津/お彼岸のボタモチ

2013年9月22日。

本日のお昼。
ジュウネンのボタモチと、


味噌付き焼き握り飯。

ボタモチは、前夜からうるかしておいた餅米を炊く。
ウルカスとは、乾燥食物を水に浸して水分を吸収させることである。
つまりは、節(せつ)の食というのは大抵は前日(またはそれ以前)から準備されるのである。
たまたま出かけて「ボタモチ喰いっちなぁ」などと言われても、被訪問者は困るのである。
「仏様に、上げもうさねとなんねから」
アゲモウスとは、お供えすること。
ナンネカラは、しなくちゃいけない、というほどの意味であるが、強制されてとかいったことではなく、日常の暮らしの節のこと。
一日の生活で言えば「顔を洗う」といったこととほとんど同じ類の当たり前のことなのです。


ところで、奥会津では、「おはぎ」も「ボタモチ」と言っていました。それが一般的だったかどうかは判りません。
が、まことしやかに「『春は牡丹(ボタン)』『秋は萩(ハギ)』なので、季節の彼岸によって使い分ける(フフン!)」という節がありますが、僕は信じない。
どっちも「ボタモチ」なのだ。
つまり餅米を使って作るのであるが「餅」にはしないところからの形状修飾としての「ボタ」が付いたのだと思う。・・・もっと見る
9月25日 22:38
(某FBより)

と、書いてみたら、ボタモチは、元々は、仏様にお供えするところから、
「仏陀餅」から遷移したのではないだろうか、と、とんでもない妄説が出てきてしまいました。
しかし、その元となった「仏陀餅」という言葉はきいたこともない。
では、大仏様ならどうだろうか、観光土産で「大仏餅」とかないだろうか。
と、考えていくと、ボタモチの形状は「ダイブツ様」の頭の形からきたとか、、、

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