別冊

130813_七日町駅にて2013/08/23 01:46


 2013年8月13日、七日(なぬか)町駅。

七日町駅にて。

130813_七日町駅にて

この写真を写した場所は、七日町駅内の、有名なカフェである。
いろいろな会津地方の小間物とかも置いてあった。
ここは、会津の宝石箱や~。灰皿とかはないけど。


「Book! Book! AIZU 2003」の案内もおいてあった。〔イイネ!〕

おじさんが一人で入るには、すこし、てらい(恥ずかしさ)がある。
先に娘が、「お茶してるから」と言って入っていたので、迎えに来たとでもいうようなそぶりで入った(笑)


 ・ ・ ・

・・会津木綿のこと・・(駄話:木綿以前のコト)

会津木綿といわれる布が会津地方の駅(の売店や駅舎のなかの店)に売っていることに気づいたのは、だいぶ以前のことでした。
今もあるのでしょうが、その頃は、布そのものとか、簡単な巾着状の袋物など。
ブックカバーとかエプロンとかコースターとかも売っていたのかも知れないが、お土産品としてのアイテムでは興味が無かったので気が付かなかっただけかもしれない。
それでも一度、小さな巾着袋を買った。長方形の袋状の作りである。実は今でも重宝している。
作り(紐を通す部分の縫い方)がしっかりしているのかも知れない。
ただ、その紐が少しイタダケナイのである。


会津木綿
(2013年8月22日夜半撮影)

いつぞや、妻が「トモダチに貰った」というブックカバーを私にくれた。それ以来このブックカバーを愛用している。
このブックカバーは、表生地と裏生地に別物を使っていてリバーシブルとなっている。
昨年になって、妻がまた「トモダチに貰った」といってブックカバーを私にくれた。それ以来このブックカバーも愛用している。
どちらも重宝しているが、昨年のブックカバーは、進化している。
以前のブックカバーは、表(または裏)面が一枚布であったが、新しいブックカバーは、表布が一枚ではないのである。
つまり、補強(整形崩れ防止)のために、途中に別模様の布を(恐らく縦横を直交させて)入れているのである。
また、リバーシブルの便利さは愛好者にはさほどの便利さとか実用性を認めなくなったのか、無理に使えばリバーシブルにもならないことも無い程度の作りとなっている。
そして、作り(縫い方とか角の丸めのしつらいとか)もしっかりして、手が込んでいるようである。
逆に、裏の布には、会津木綿というより、派手な絵柄のプリント地?になっている。
これは、表は地味でも裏にこった着物とか、学ランを思わせる意匠でもある。
会津の、ブックカバー作成者は、こだわるのかも。
記念に飾っておくのではなく、使っていると、これは単なる土産品ではないぞ、実用品だぞ、との主張(息遣い)を感じるのである。
見る人が見ると(わたしのことだが)、そういう些細に感心するのである。
わたしの周りには、見る目が、いや、そんなこと(些細なこと)に気づくこともないので、「ほらな!」と説明してあげるのである。


(2013年8月22日夜半撮影)

会津木綿の、二つのブックカバーを愛用している。
が、へとへとになった、古いブックカバーにより愛着があるのである。

また、見る目が出てくると、織りの縦横の模様で、「コレハ会津木綿ナリ」というのは判ってくるのです。
わたしが持っている織り模様と同じ布製品があるのである。
つまり、同じ織物工場の同じロットであるかもしれない、ということはなんだか少しうれしいことである。
それがユニクロとかだったら、いやだが(大笑)。

で、この店(カフェ)の少し紙の分厚い本仕立てメニューのカバーも、会津木綿であった。
手触りもよいのである。

ここまで褒めのだ。褒めたわたしも褒めて欲しい。

その上で、少しだけ落とす。
メニューのカバーの裏表紙を見たら、裁ち布(切ったままの布)を折って(ボンドかなにかで)糊付けしてあるだけだったのでした。
これがキチンと「ハツリ」とかしてあったら、わたしは感激して黙って持って帰←こらぁ!!


以上、これは、会津礼讃ですヨ。

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