別冊

花の役割・奥会津へ2011/05/09 20:56

■花の役割・奥会津へ
(掲載_110509)


湯西川温泉を越えて、いよいよ奥会津である。
車窓から見たとある畑の風景。

花の役割・奥会津へ
畑の端にある木、奥会津では良く見かける。
野菜を作る畑なので、畑の中に木があったら勿論じゃま!であるが、そういうことではない。
右の木はおそらくハタンキョの木ではないかと思うのである。
カンケ氏は、この木の事を「畑隠居」とどこかで書いていたが、それもいいとして、木と木のあいだにある黄色いものに着目していただきたいのである。



スイセンの花である。わざわざ、瓶に生けてあるのである。


そのすぐそばの斜面には、スイセンの花が自生しているのである。
その花をわざわざ手折って、瓶に生けて、「畑隠居」さまのところに供えてあるのである。
花を愛でる、花はお線香のようなものかもしれない。
仏壇にはお線香が箱に入っておいてある。お線香そのものは無機である。
それを1本とか2本とかを取り出し(採取し)、火をつけて供えるとそのお線香は有機となるのである。
動けない木のために、ヒトが感謝の気持ちを運ぶのである。
花は触媒である。花は木とヒトとをつなぐ。花はヒトとヒトとの気をつなぐのである。
などと、ふと考えてみました(笑)

コメント

_ カンケ ― 2011/05/09 21:17

丸い石があるので、スイセンは供養では?丸い石の下には祖先か、、、ペットか、、、、わかりませんが埋葬されています。

_ 恵比塵 ― 2011/05/09 22:55

確かに、、、石がありますね。写した時には全く気づきませんでした。
ヒント(ご指摘)に後押しされて見直すと、変形楕円の石の向きと花瓶の傾き具合も花の向きも絶妙に感じられてきました。
花と石とは、つかずハナれず、ハナしかけてますね。

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